徳島市で空き家を活用する2つの方法!行政の指針も紹介
近年、全国的に空き家の増加が問題となっていますが、徳島市も例外ではありません。空き家を放置しておくと、防犯や防災上の問題が生じるだけでなく、地域の景観を損ねる原因にもなります。そこで本記事では、徳島市の空き家率の現状と行政が示す指針に加え、空き家を有効活用するための具体的な方法についても解説します。徳島市で空き家を所有されている方、これから空き家を相続する予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
徳島市の空き家率は「17.0%」
2018年時点の徳島市の空き家率は、17.0%に達しています。これは、全国平均の13.6%を大きく上回っており深刻な状況です。空き家が増加している背景には、高齢化や人口減少、若者の都市部への流出などが挙げられます。
また、相続した実家をどうすればよいかわからず、そのまま放置されているケースも少なくありません。空き家は不法侵入や放火など犯罪の温床となるだけでなく、建物の老朽化による倒壊の危険性や害虫の発生など、周辺環境へ悪影響を及ぼす可能性があります。また、空き家であっても所有者には固定資産税などの負担が伴います。
参照元:徳島市空家等対策計画(案)
徳島市の空き家に関する指針を紹介
徳島市では、空き家の増加に対応するため様々な対策を講じています。例えば「徳島市空家等対策計画」を策定し、空き家の適正管理や利活用を促進しています。具体的には、空き家の所有者に対する情報提供や相談窓口の設置、空き家の改修や解体に対する補助金制度の導入などです。
また、空き家バンク制度を通じて空き家の情報を集約し、利用希望者へ情報提供を行っています。さらに市民向けのセミナーやイベントを開催し、空き家の適正管理や活用方法について啓発活動を実施しています。これらの取り組みを通じて、徳島市は空き家問題の解決を目指しているのです。
参照元:空き家の適正管理について
徳島市で空き家を活用する方法
1. 賃貸に出す
空き家を活用する方法の1つは、賃貸物件として貸し出すことです。賃貸に出すことで安定した家賃収入を得られるだけでなく、空き家の管理や固定資産税などの負担を軽減できます。徳島市は大学や企業も多く、一定の賃貸需要が見込まれるエリアです。
ただし賃貸に出す際には、入居者募集や契約手続き、物件のメンテナンスなど管理業務が発生します。これらの業務を自分で行うことが難しい場合は、不動産会社に管理を委託することも検討しましょう。また築年数が古い物件の場合は、入居者募集の前にリフォームが必要となるケースもあります。
2. 売却する
空き家を管理する負担から解放されたい場合や、まとまった現金収入を得たい場合は、売却が有効な選択肢です。売却することで、固定資産税や維持管理費などの負担がなくなり、売却代金を自由に活用できます。空き家を売却する際には、まず不動産会社に査定を依頼し、売却価格の目安を把握しましょう。
その後に媒介契約を結び、販売活動を開始します。徳島市内の空き家の売却価格は、立地や築年数、建物の状態などによって大きく異なります。売却する際には、複数の不動産会社に査定を依頼して信頼できるパートナーを見つけることが重要です。
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