マンションの不動産売却

徳島のフィールズが、マンションをお持ちの方に向けた不動産売却のポイントについてご紹介します。マンション売却にはさまざまなコツやテクニックがあり、かつ注意しなくてはならない点もあります。また、収益物件を使った不動産投資にご興味がある方に向けた解説も掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

マンションを売るためのコツ

不動産買取を利用してスピーディーに売却する

不動産買取を利用してスピーディーに売却する

もしもマンション売却の期日が迫っている場合は、不動産買取を利用するという方法があります。仲介売却の場合、条件に合致した内容で購入をしてくれる買い主の出現を待たなくてはなりません。また、見つかったとしてもそこから交渉・契約がはじまり、ある程度の時間を要してしまいます。

一方、不動産会社が直接マンションを買い取ってくれる不動産買取であれば、お客様のスケジュールに合わせた売却が可能。さらに、ご近所さんに売却を知られる心配もありません。

ただし、不動産買取は仲介売却に比べて売却額が下がる傾向にあります。このあたりは築年数などによって「買取向き」か「仲介向き」かが異なりますので、まずは不動産会社など専門家に相談をするのがおすすめです。

内見時には部屋をきれいにして印象アップ

内見時には部屋をきれいにして印象アップ

仲介売却でマンションを売る場合は、ほとんどのケースで購入希望者による内見が行われます。ここでのポイントは、なんといっても整理整頓と清掃です。

とくに中古マンションは新築マンションと比較されることも多いので、できるだけきれいな状態を保つようにしましょう。とくに水回りはメンテナンスの有無が現れやすい場所。購入希望者も目を光らせるポイントなので、内見前には徹底的なお手入れをしておきましょう。

なお、より良い印象を与えるためには、部屋を広く見せる工夫なども大切です。使っていない家電や家具があるなら、この機会に思い切って処分してもよいでしょう。また、物置を借りて一時的に物を移動しておくといった方法もあります。

値下げ実行は金額とタイミングが大切

値下げ実行は金額とタイミングが大切

「なかなか購入希望者が集まらず、やっと話が進んだと思ったら値下げ交渉をされた……」。こうしたケースは決して珍しくありません。ただし、ここで上手に値下げができれば、売却の成功率がグンと上がるだけでなく、値下げ幅を最小限に留めることも可能です。

ポイントになるのは金額(値下げ額)とタイミングです。シチュエーションに応じてさまざまなコツがありますので、詳しくは不動産会社に相談をしてみましょう。なお、しっかりと交渉が行えれば、十万円単位で売却金額が変わることも少なくありません。言われるがまま値下げに応じるのではなく、戦略的に交渉を行っていきましょう。

マンションを売却するときの注意点

次に、マンション売却における注意点についても見ていきましょう。大切なのは販売方法と、そのパートナー(不動産会社)選びです。

古いマンションには適正な価格を付ける

古いマンションには適正な価格を付ける

購入希望者にとって中古マンションの築年数は非常に気になるポイントです。そのため、築古よりも築浅のほうが売却価格は高くなります。ただし、築年数が古いからといって、必ずしも価格が安くなったり、売れなかったりということではありません。

近年では、リフォームやリノベーションを行った後に売却するという手法も広く用いられています。価値が復活すれば、築年数が経っていたとしても高値が付く可能性も十分にありえるのです。

上記を踏まえると、中古マンションの売却価格を決める際には、その金額がいかに適正であるかを見極めるのが大切と言えるでしょう。そして、とくに築年数が経っているマンションであればあるほどに、査定には精度が求められます。

よりよい不動産会社との出会い

よりよい不動産会社との出会い

一口に不動産会社といっても、その業務にはさまざまな種類があります。そして、どのような実績を積み重ねてきたかによって得意分野も変わってくると言えるでしょう。

そう考えると、中古マンションを売却するのであれば、これまでにどれだけの実績があるかを確認するのは非常に大切です。ただし、会社の規模が大きければよいというわけではありません。実際には、地元密着企業のほうが周辺事情に精通しており、親身な相談が期待できるということも多い傾向にあります。

マンション売却の成功は、不動産会社選びにかかっていると言っても過言ではありません。より良いパートナーを見つけるため、選定の際にはさまざまな面から不動産会社の見極めを行いましょう。

不動産投資や収益物件にご興味のある方へ〜マンション投資のメリット〜

毎月一定額の家賃収入がある不動産のことを収益物件と呼びます。具体的には、一棟売りのアパートや賃貸マンション、テナントビルなどが該当しますが、家賃収入が発生すればそれはすべて収益物件と言って差し支えありません。

2002年4月、ペイオフ(預金保護)の解禁によって、金融機関ですら資産を安全に預けられる場所ではなくなってしまいました。そのため、自身の資産をいかに運用するかが多くの人の関心を集めています。そのなかで、収益物件は高利回りであり、かつ長い目で見た際にも安定した収入を得られるとして人気です。

以下からは、そんな不動産投資のなかでも、近年人気が出てきているマンション投資のメリットについてご紹介します。

メリット①個人年金としての活用

メリット①個人年金としての活用

一説によれば、老後にゆとりある生活を送るために必要な月額は35.4万円と言われています。一方、1カ月分の年金支給額は現状で20万円程度。15万円程度が不足している状態です。なお、年金支給額は年々下落傾向にあり、今後は20万円が確実に支給されるとは言い切れません。

マンション投資は、こうした状況のなかで、不足している生活費を補うのに最適な投資方法です。長期的な安定収入があれば、将来も安心。また、経営事態は管理会社に任せることもできるので、忙しいサラリーマンやOLでも十分に取り組めます。

メリット②レバレッジ効果を使いより大きな資産形成

メリット②レバレッジ効果を使いより大きな資産形成

自宅としてマンションを購入する場合、多くの方は住宅ローンを利用します。実は、投資用のマンションであってもこれは同じこと。そのおかげで、少額の資金からはじめられるのがマンション投資の魅力でもあります。

ここでポイントになるのが「レバレッジ効果」(日本語で言えば「てこの原理」)と呼ばれるもの。たとえば、自己資金が現在1,000万円あったとしましょう。この金額で一括購入できる不動産物件は限られています。一方、ローンを併用すれば、より高額で人気の高いエリアの物件を手に入れられます。このように、少ない自己資金で大きな利益を得られるという点も、不動産投資における大きな魅力です。

メリット③最終的に売却益が得られることも

メリット③最終的に売却益が得られることも

不動産投資におけるメインの収入は運用益(インカムゲイン)です。基本的には、長期的な目線で安定した家賃収入を得ていくのが手堅く確度の高い方法と言えるでしょう。

一方、再開発などで地価が上がってきている地域に収益物件を所有している場合は、今後その価値が上がる可能性があります。すると、売却したとしても購入時より高値が付く可能性が。この差額によって得られる売却益(キャピタルゲイン)に期待が持てるのも、マンション投資のメリットと言えるでしょう。

メリット④節税対策にも効果アリ

メリット④節税対策にも効果アリ

サラリーマンやOLさんのように、主となる収入がある方にとって収益不動産は、所得税や住民税の節約効果が期待できます。

主となる収入がほかにある方がマンション投資を行う場合は、不動産所得の損益通算が可能になります。これにより、所得税や住民税が節約になります。また、減価償却と必要経費の計上も可能。副収入を得つつ、節税対策にもなるという点は、大きな魅力でしょう。