徳島市で空き家を放置する3つのデメリット!解決方法も解説
空き家問題は深刻化しており、徳島市においても適切な管理がされていない空き家が増加傾向にあります。総務省の調査によると、2023年の徳島県の空き家率は全国1位であり、地域社会への影響が懸念されています。
空き家をそのまま放置してしまうと、所有者には様々なリスクが生じます。この記事では、徳島市で空き家を放置することによる具体的なデメリットと、その解決策として有効な売却という選択肢についてもご紹介します。ご自身の状況に合った対策を見つけるため、ぜひ参考にしてみてください。
徳島市で空き家を放置する3つのデメリット
1. 特定空き家に指定される【罰則・税金最大6倍】
空き家を放置し続けると「特定空き家」に指定される可能性があります。「空家等対策の推進に関する特別措置法」に基づき、以下の状態にある空き家に対して適用されるものです。
- 倒壊の危険性が高い
- 衛生上有害となる恐れがある
- 景観を著しく損なっている
特定空き家に指定されると、市から助言や指導、さらには勧告・命令といった行政措置が取られます。命令に従わない場合は過料や、最終的には行政代執行による解体などの措置が取られる可能性もあります。
さらに固定資産税の住宅用地特例が解除され、税負担が最大で6倍に増加することが最も大きなデメリットです。所有者にとって非常に重い負担となるため、空き家を放置せず適切に管理することが求められます。
2. 倒壊や害虫・害獣発生のリスクがある
適切に管理されていない空き家は、時間とともに老朽化が進行し、様々なトラブルを引き起こします。特に建物の構造部分が劣化すると、台風や地震などの自然災害時に倒壊する危険性が高まります。
また人の出入りがない空き家は、ネズミやハクビシンなどの害獣、あるいはシロアリやハチといった害虫の住処となりやすい環境です。建物の損傷を早めるだけでなく悪臭や衛生問題を引き起こし、近隣住民の生活環境にも悪影響を与えます。
3. 資産価値が低下する
空き家を長期間放置することは、その資産価値を著しく低下させる要因となります。メンテナンスが行われていない建物は、雨漏りや構造材の腐食、設備の故障などが急速に進行します。
劣化が進んだ建物は市場での評価額が大幅に下落し、いざ売却しようとしてもなかなか買い手が見つからないでしょう。徳島市においても、放置された空き家の資産価値低下は深刻な問題であり、早期の対策が求められています。
徳島市で空き家の取り扱いに困ったら売却がおすすめ
「空き家の管理維持が負担になっている」あるいは「将来的に活用する予定がない」場合、売却は非常に有効な解決策の1つです。空き家を売却することで、毎年かかる固定資産税や都市計画税の負担から解放されます。
また定期的な清掃や修繕、火災保険料といった維持管理コストも不要となり、経済的なメリットは大きいでしょう。さらに、売却によって得た現金を資産形成や生活資金に充てるなど、より有効に活用することも可能です。
売却方法としては、不動産会社に仲介を依頼して広く買い手を探す方法と、不動産会社に直接買い取ってもらう方法があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、ご自身の状況に合った方法を選ぶことが大切です。
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